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メタボリックシンドローム診断とは

メタボリックシンドロームの診断の基礎となるのがウエストサイズです。
女性は90cm以上、男性は85cm以上、という数値、ご存知の方も多いでしょう。
腹部肥満がどの程度あるか、ウエストサイズを測ることによってまず、判断を行うということです。
ただこのウエストサイズだけがメタボリックシンドロームの診断基準となるわけではなく、その他に、中性脂肪値、HDLコレステロール値、血圧、血糖値などの検査を行い、その検査の結果、これらの危険因子を2つ以上持っているという方の場合、メタボリックシンドロームと診断されます。

血液の中に中性脂肪が多い、またHDLコレステロール値が少ないという状態の場合、動脈硬化の原因となるLDLコレステロールが増加しているという判断ができます。
このLDLコレステロールは悪玉コレステロールといわれるもので、必要以上に増加すると悪さをしてしまうコレステロールです。

血圧や血糖値は内臓脂肪型肥満の方以外、通常の肥満状態の方にも多くみられる症状ですが、高血圧症や糖尿病を判断する基準よりも少し低く設定されています。
メタボリックシンドロームは予備軍といえる段階で見つけることがとても重要になるため、血圧や血糖値に関しては、予備軍の時に判定がつくようにしてあるのです。
こうしたウエストサイズ以外の要素を検査によって診断し、はじめてメタボリックシンドロームかどうかの判定が行われます。

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